社内研修「アドラー流 勇気づけでいい会社をつくろう」を開催しました

総務部・土倉です

平成28年2月20日、「アドラー流 勇気づけでいい
会社をつくろう」と題して、野手常務講師のもと、メン
タルケア講座を行いました。

最近、巷で話題になっている「アドラー心理学」の紹介
が最初にありました。

この「アドラー心理学」というのは、おおまかに言うと、

(1)人生は自分が主人公である(自己決定性)
(2)人の行動には目的がある(目的論)
(3)人は誰もが自分だけの色メガネを通して、モノを
見ている(認知論)
(4)人は心も体も結びついた一つの存在(全体論)
(5)全ての行動には相手がいる(対人関係論)

という、5つの理論からなりたっているそうです。

そこで、(3)の認知論について、参加者が7人程度の
グループに分かれて、それぞれ演習をしてみました。

電車の中でたまに見かける5つの事例が挙げられていて
自分が我慢できない(許せない)順番に並べるというも
のでした。

やってみると、自分とまったく同じ順番の人、少し違う
人、全然違う人など、なかなか面白い結果になり、それ
ぞれの価値観って違うんだなあ、と改めて感じました。

また、アドラー心理学を実生活で実践していくにあたっ
て、大事な心掛けが2つあるそうで・・・

・勇気づけを意識的に生活に取り入れること
・常に共同体感覚を持つこと

この2つだそうです。

そして先程のグループで、もう一つ演習をしてみました。

「良い出しテスト」というもので、グループのメンバーに
対し、理性的である、落ち着きがある、などの特性にあて
はまると思うものにチェックをして、その後、お互いに、
その部分をほめあうという演習です。

「〇〇さん、あなたは、聞き上手ですね。」

「△△さん、あなたは、誠意がありますね。」

・・・これがなんとも照れくさいし、恥ずかしい!!
普段から、ほめ慣れてないし、ほめられ慣れてない!

典型的な日本人とでもいいましょうか・・・(;´・ω・)

しかし、褒められて嫌な気がする人はいないはずで、また
ガンバってみよう、と思わせてくれます。

普段は、違う部門で仕事をしている皆さんと、大変 楽し
い、有意義な時間をアドラー心理学と共に過ごすことがで
きました(*´∀`*)